メイン | 2009年07月 »

2009年02月 アーカイブ

a000029

国名について

コートジボワール共和国、通称コートジボワール(Côte d'Ivoire)は、西アフリカに位置する共和制国家。東にガーナ、北にブルキナファソ、マリ、西にギニア、リベリアと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はヤムスクロ。

日本では、かつては日本語に訳して象牙海岸(ぞうげかいがん)、もしくはアイボリーコーストと呼んでいた。

日本語の表記は、コートジボワール共和国。通称、コートジボワール。かつては日本語に訳して象牙海岸(ぞうげかいがん)と呼んでいた。最近まで外務省と日本郵政公社は象牙海岸(共和国)の名称を用いていた。また、地図帳や教科書などではコートジボアールと書かれたこともあった。現在では、コートジボワールを使用している。

本来のフランス語の規則に従えば、国名、地名などの固有名詞が二つ以上の単語から成る場合はハイフンで繋げることになっているため Côte-d'Ivoire となるはずであるが、コートジボワール政府はハイフンを挟まないものを正式名称としている。また他言語に自国名が翻訳されることがないよう政府が他国に要請している

a000030

経済は?

独立後経済は順調に推移し、「西アフリカの優等生」といわれ、比較的高い経済水準を維持。1人当たり国民総所得も他のアフリカ諸国と比べて高い。主要産業はカカオ(世界一の輸出国)、コーヒー、イモ類、天然ゴムの生産を中心とする農業。他に鉱業(石油、ダイヤモンド)、林業、工業(食品加工、石油製品)も盛ん。カカオ、石油製品、材木の輸出が好調なことにより貿易は毎年約10億ドルの黒字を記録しているが、膨大な対外債務を抱え財政を圧迫。

国民総所得:100億~106億ドル(1人当たり630ドル、2001年推計)
通貨:CFAフラン

a000031

人と言葉

民族:バウレ族などのアカン系、エブリエ族などの潟湖系、ベテ族などのクル系、ダン族などの南東マンデ系、マリンケ族(ジュラ族)などのマンデ系、セヌフォ族などのボルタイック系の6大グループがあり、国内には63もの部族が住んでいる。
言語:フランス語が公用語。他にジュラ語、バウレ語、セヌフォ語、ベテ語、ヤクバ語などの各部族語も使用。
ローラン・バボ(Laurent Gbagbo)大統領やディディエ・ドログバ(Didier Drogba)選手などの名前に出てくる「gb」は、[b]でも[v]でもない音を発音する。この子音は、西アフリカの言語にある独特な子音である。「gba」を「グバ」と表記するのは不適切で、「バ」と表記するほうが日本語では適当である。

a000032

音楽は?

コートジボワールはカリブ海やアメリカ合衆国の音楽を輸入することには長けていたが、ガーナやギニアのように独自の音楽ジャンルを生み出すことはなかった。一時エルネスト・ジェジェによって伝統音楽を見直す潮流が出来たが、ジェジェが1983年に死去するとその試みは中途で止まり、現在もコートジボワール独自の音楽ジャンルは生まれていない。

しかし、そのためにむしろレゲエやヒップ・ホップなど外来音楽の消化は盛んに行われた。特に全アフリカを代表するレゲエ歌手としてアルファ・ブロンディが挙げられる。

a000033

アビジャン

250px-Abidjan-Plateau1.jpg
アビジャン (Abidjan) は、コートジボワールの最大都市。同国南部に位置する旧首都。1983年に首都が240km北のヤムスクロに移転されたが、現在も行政・経済の中心地として、事実上の首都機能を果たしている。
人口は約288万人
ほとんどの行政官庁や各国大使館が、首都移転後もアビジャンに留まっている。市内にはアビジャン大学のほか、国立図書館や国立美術館などの教育・文化施設もある。アフリカでは珍しく都市高速道路がある。

a000034

ヤムスクロ

250px-Yamoussoukro.jpg

ヤムスクロは、コートジボワール共和国の憲制上の首都である。
なお、1983年までは同国最大の都市であるアビジャンが首都であり、2007年現在でも政治・経済上の中心となっている。

なぜ、同市がコートジボワール共和国の首都となったのかであるが、同国の独立の指導者であった故フェリックス・ウフェボワニ大統領の生まれ故郷であるとの説が有力である。